映画は原作を越えられるか
パパはずっと伝説と幻のポケモンについての語りを聞いています。
でも一番好きな「アルセウス」を言うと、どうしても「アルセルス」になっちゃう。
で、私はといえば、伊坂幸太郎にはまってます。
「I Love You」という男性作家6人が書いた恋愛短編小説をまとめた本を読んだのですが、
伊坂幸太郎と石田衣良のがだんとつに面白く、
それがスタートでした。
なかでも「陽気なギャングが地球を回す」は気分を明るくしてくれる本でした。
人物設定が絶妙だし、ギャングっていうのはこうあってほしいという、
オーシャンズ11的な爽快さ。
巧みなプロット。
映画化されていたのは前から知っていたし、
大沢たかおがでてるし、
これは見なくちゃってすごく楽しみに見たのに…。
のに・・・。
役者さんたちはすばらしい演技をしてたけど
(佐藤浩一の響野は私の想像通りだった)
ギャング映画だと思っていたら、恋愛ものに変わりかけたからびっくり。
原作のよさがすっかり消えてしまっていて残念。
そういうものかな。
原作を越える映画ってあるのかな。
今まで出会ったことないけど、あるのかな。
by dory_dory
| 2009-09-27 22:49